海跡湖のサンゴ草

photo19.jpg

網走付近のオホーツク海岸には,縄文海進期の海の名残である海跡湖が多数存在する.能取(のとろ)湖もその一つである.能取湖は海水湖であるが,卯原内(うばらない)川の流入口付近では汽水湿地となり,耐塩性の植物相が発達している.秋になると真っ赤に色づくサンゴ草(アッケシソウ)はその代表的なもので,その独特な景観から観光資源ともなっている.2015年10月撮影.網走市卯原内サンゴ草群落地.(中川 充,画像編集・解説:川村信人)

Photo album created with Web Album Generator   - fully customized by M. Kawamura