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HRCG Newsletter-36



2019/06/16

HRCG Newsletter 講読の皆さま:

6/14 配信の Newsletter-35 でご案内いたしました第 5 回公開講座の開催時刻に誤記入がありました. 両日ともに  13:00-15:00 (13:15 開場) となっておりますが, 正しくは  13:30-15:30 (13:15 開場) でございます. 大変失礼いたしました. 参加をご希望の方はご注意ください. どうぞ, 宜しくお願いいたします.

HRCG Office <office@hrcg.jp, 080-5830-2016>

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第5回公開講座「小さな化石(珪藻)から石狩平野の生い立ちを知る- 縄文海進の世界-」

日時:2019年7月6日 (土曜), 7月13日 (土曜) ともに 13:30-15:30 (13:15 開場). 1回目と2回目は内容が異なりますので, 通して受講されるのが望ましいのですが, どちらか 1回でも受講は可能です.
会場:かでる 2.7 北海道立道民活動センター (札幌市中央区北2条西7丁目) 620 会議室
講師:嵯峨山 積(北海道総合地質学研究センター)
受講定員:30名.
受講料(資料代を含む):1回目・2回目いずれも 1,000 円 (高校生以下 500 円)
申込期限:2019年7月2日 (参加定員まで余裕があれば前日まで受け付けます).
申込方法:メール (office@hrcg.jp 宛) もしくは電話 (080-5830-2016 宛) でお申し込みください.

内容:約11,000年前から6,000年前の地球は, 自然による温暖化が進行し, 海面の上昇により大量の海水が陸へと流入しました. この現象は日本では縄文海進とよばれ, 北海道においてはその当時, 海水流入により紅葉山砂丘(石狩市)から南長沼(長沼町)にかけて大規模な汽水湖(古石狩湖)が出現しました. この湖には川などからたくさんの礫や砂, 粘土が運ばれ, これらの堆積物は沖積(ちゅうせき)層とよばれています.臨海域の沖積層の最上部は平らな堆積面からなり, すなわち沖積平野を形成しています.
植物の藻の一種である珪藻は, 大きさが 0.05 mm 前後で, 海水, 汽水, 淡水といった水域により生息種が異なるため, 沖積層から抽出した珪藻化石を調べることにより縄文海進とその後の海退の様子を知ることができます. 講座の1回目(7月6日)は地質学の基礎知識, 氷河期と間氷期, 縄文海進, 珪藻化石による地質年代決定や堆積環境解明などについて, 2回目(7月13日)は沖積平野や変動する海水面について, 石狩平野や厚岸湾・猿払川流域・伊勢平野の結果, 珪藻分析から得られた塩分指数の意義などについてお話します. 
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退会用URL: http://hrcg.jp/xmailinglist/news/