石狩市浜益の標高 739 m の黄金山(写真右)は,その秀麗な山容から浜益富士とも呼ばれており,登山者に人気の山である.浜益の街からみるとミニ富士のように見えるが,山頂部付近は険悪な痩せ尾根となっており,鋭い岩峰を形成している.これは鮮新世以降に貫入した両輝石安山岩の岩脈で,ドーム状の形態を持つもの(岩頸)と思われるが,詳しくは研究されていない.黄金山という名前は付近で金が採取されていたことによっている.左手の高い山は群別岳.2018年9月29日撮影.(宮下純夫)
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